ミット打ちが終わり、そろそろボクシングセッションも終わりに近づきました。
多い子どもで、6回ほどミット打ちをしました。
それぞれが、それぞれの思いを胸に刻みました。
恒例の魂の10発が終わり、これからもこのセッションを続けていってほしい、
という願いを込めて、ミットとグローブをプレゼントしました。
そしてお楽しみのひとつ、おやつタイム。
思いを込めて袋詰めしたおやつを、みんなにひとつずつ配ります。
ここで子ども達といろいろな話が出来るのが、とても楽しいです。
楽しい時間はあっという間ですね。
今回のボクシングセッションは、春休み中でした。
もうすぐ、入学式や新学期を迎える子ども達。
僕もそうだったけど、中学・高校へ入学するだとか、クラスが進級するだとか、
新しい環境へステップアップすることって、子どもながらにそれなりに緊張した。
ワクワク感と不安の入り混じった、独特な空気。
子ども達もそんな思いの中にいたのだろうか。
これから行く学校の話なんかを、いろいろ話してくれた。
だから、僕も語りかけました。
「新しい環境。新しい仲間。これからいろいろなことがあるだろう。
不安だし、問題にもぶつかるかもしれない。
とにかく、今。
今を頑張ってな。
頑張ったやつには、頑張った分だけ、必ずご褒美がくるんだよ。
今を熱く生きろ・・・・・・」 と。
うんうん。
と黙ってうなずく子ども。
しかしその眼には、力強さがあった。
帰る時間は近づいていた。
おやつタイムから、園内は自由時間だった。
恒例の
僕の「帰りたくない病」が発症していた。
スタッフがハラハラする中。
僕は園内をうろついていた。
ボクシングセッションをした体育館へ行ってみると、
さっき一緒だった女の子チームがドッチボールをやっていた。
「おう!」
と中に入ると
「あ!坂本さんだ~」と近づいてきた。
そしてあの言葉を言ってくれたんよ。
「また来てね!!」
こころの中で、ガッツポーズ。
この言葉が、僕の原動力です。
静岡ホームのみんな!!
また会おう‼‼