更新が大変遅れてごめんなさい。
2/22 足立区にある児童養護施設「クリスマス・ヴィレッジ」へ行ってきました。
遅ればせながら今年第1弾 SRSボクシングセッションは、豪華スタッフ揃いとなった。
まずいつものメンバー、海老原一己・佐藤常二郎・岸田直子・中島吉謙・
現役ボクサーとして秋葉慶介、錨吉人は練習生。
そしてもう一人の特別参加者。
リック吉村。
久しぶりに試合会場で会ったリックに、SRSの話をしたところ「是非協力する」と言ってくれたのだ。
リック吉村は、1993年僕が初めて日本タイトルに挑戦した時のライト級王者だった。
当時、リックは2階級制覇を成し遂げ、僕は全日本新人王になったばかりで、
タイトル挑戦はまだ早いと言われていた。
下馬評では6-4で、リックが有利とされていた。
結果は僕が9RTKO勝ちとなり、
この試合は今でもボクシングファンからベストバウトだと言われることもある。
リックはそこから這い上がり、日本チャンピオンに返り咲き、
防衛記録を22回という日本新記録を作った。
後に、リックについての思いを、書きたいと思います。
さて、本題へ。
足立区「クリスマスヴィレッジ」では、小学生の子ども達を中心に、
少しの中学生と幼児さんと共にボクシングセッションを行いました。
まずは軽い挨拶から始まり、僕が15年間ボクシングで感じたことについて、話しました。
小さな子ども達も多い。
こういう状態のとき、大体ざわついたり、話し声が交じり合うのが通例だ。
だが、ここでは違った。
誰一人、話し声は聞こえてこない。
皆真剣に僕を真っ直ぐ見つめて、聞いてくれている。
僕は話しながら、思った。
何かを、感じ取ろうとしているんだと。
当事者の意見として、何か打開するヒントを得ようとしている。
そんな目をしているように見えた。
さあ、シャドーボクシングからスタート。
つづく。