「第二回 SRSボクシングセッションin雀幸園」vol.2


昨日からの続きです。

恥ずかしがる子も、何とか参加でき、1ローテーション終了。

2ローテーションに続く。

子ども達からリクエストが出ました。



「園長!園長!」


雀幸園「新木弘子園長先生」です。



新木先生は、とても真剣でした。とても集中していました。

子ども達の応援は、一層大きくなりました。

2ローテーション目は、とてもスムーズです。

「やりたい、やりたい」と、次々に自ら手袋をはめ、グローブを着けてくれます。

中には「もう4回目でしょ~」と、先生に止められた子もいました。

僕たち4人は、つい夢中になり自分の所に来た子と向き合うため、
なかなかその子が何回目なのかを、把握し辛いのですが。

先生はちゃ~んと見てくれているのですね。

一応公平にする為に皆2回まで、と決めているのですが、
先生はその子の「やりたい!」の気持ちを尊重し、
3回目までは大目に見てあげたのか~と思ったら、こころが温かくなりました。


今回は常が試合が終わったばかりだということと、
小堀との階級の差が大きいため、僕と小堀とがしました。

僕がノンファルカップを。小堀がヘッドギアを。

そうです。小堀はグローブ(しかも8オンス。しかも試合で買い取ったもの)しか持って来ず。

「倒す気で来ました!」とか言っているので。

マウスピースすら持ってこない小堀のボディーを、思い切り打ってやりました。


チャンピオンベルトを、子ども達のために持ってきた小堀。
「世界を目指します!」と、宣言しました。

そして、日本タイトルが決まっている常も、
「絶対にチャンピオンになります!」と、約束してきました。


最後に、子ども達から、豪華な花束を頂きました。

「私達が出来るお礼はこれくらいですから」と、新木先生からのお言葉がありました。

どうもありがとうございました。


ボクシングセッション終了後は、食堂に移って、おやつタイムです。

身体を動かし、お腹も減ったのか、皆もりもり食べていました。

中には僕たちに分けてくれる子も。

ここで交わす会話が、大事です。

その子の様子が、多少なりとも垣間見えるからです。

このきっかけを、もっともっと、深めていきたいのです。



今回も、とても熱く、楽しい時間を過ごせたと思っています。

スタッフ一同、雀幸園の先生方と子ども達に感謝致します。

どうもありがとうございました。

これからも、宜しくお願い致します。



帰りの車では、皆燃え尽きたように、眠ってしまいました。

今回ドライバーをしてくれた、カメラマンえびちゃん、ごめんな。





<参加メンバー>
坂本博之・小堀佑介・佐藤常二郎・海老原一己・山崎実・丹美穂・坂本涼子 ~敬称略~
PHOTO By K.EBIHARA