「イチョウ祭り」vol.2


「生長の家 神の国寮 イチョウ祭り」の続きです。

昨日のブログでは、間に合わなかった写真をまず、ご紹介したいと思います。

SRSボクシングセッションでの本当のメインは、ミット打ちです。

子どもと1対1で向き合う時間。

2分という短い時間ですが、この向き合い、その都度声を掛け合い、
コミュニケーションしていく時間はとても密度の濃い時間なんです。

初めは恥ずかしかったり、息が合わずに外れてしまったり。力加減がわからず強すぎたり弱かったり。

パンチの様子で、その子のこころのあり方まで、伝わってきたりするんです。


「おぉ。いいパンチだ」

「もっと打てるぞ。もっとこい!」



そういう言葉掛けひとつで、ぐっと子ども達のテンションは上がり、
ラスト30秒前のパンチの威力は格段に上がるのです。

そうして終了後に、ぱっと明るい笑顔が見れた瞬間、僕たちの熱もさらに上がるわけです。

ミットを受けることは、簡単なようで要領がわからないと難しいし、とても疲れます。

しかし、子ども達の笑顔があるから、僕たちはミットを受け続けられるんだと、思うのです。


さ~ここからは祭りを楽しむ番だ!


まずは腹ごしらえに、焼きたてたこ焼きを食べました。
まん丸たこ焼きは、高校生が焼いていた。美味かったなぁ。

ステージでは、園の子ども達のダンスの出し物が。
小さい子から、高校生まで、元気に踊っていた。かわいかったな~。

その後、イチョウ祭りの毎年恒例の「カップラーメン早食い競争」が始まりました。
小学生の部・中学生の部・高校生の部・大人の部に分かれて、勝者は景品がもらえます。

SRSからどなたか……と言われて。


僕とみのるが出ました。


よ~~い!スタート!


本気です。みのるは猫舌とは思えない速さで追い上げます。僕は麺を噛まずに飲み込みました。
アツアツを食べるので、麺は良くとも最後のスープがきついです。
僕はスープを容器に交互に移し替え、冷ます作戦に。しかしみのるがもう終わりに近い!



さぁ~~~勝者はどっちだ~~~~!!!???


最後はビンゴゲームが。

ここでも僕は1等のディズニーランド招待券を、当ててしまいました。
せっかくですが、ここは辞退。復活した1等賞は子どもの手に渡りました。

その時に変わりに貰ったミニーマウスの抱き枕。
知らなかったんだけど、これが女の子達の一番ほしい商品だったんだ。

それを知ってしまったから、最後に


「商品を当てられなくて、
この抱き枕がほしい人!じゃんけん大会だ~」



と、じゃんけん大会を始めてしまいました。(もちろん許可してもらいましたよ)

とてもほしがっていた女の子が、勝ちました。嬉しそうな顔が見れて良かった。

今回、地域交流の祭りに初めて参加をさせていただきました。

児童養護施設への理解を深めていただくには、
まずは、地域の大人が関わることは、とても大切なのではないかと思います。



この祭りに向けて、職員の皆さんが本当に頑張って準備を進めてきたことがわかったし、
祭りを盛り上げる為に子ども達が出し物を一生懸命練習してきたんだろうなぁ~と思うと、
これからもたくさんの方々に参加してもらいたいなぁと、こころから思いました。



皆さんの家の近くにも、児童養護施設はあります。

子ども達との輪を。

地域の輪を広めていきましょう。

関心を持つことが、第一歩となるはずです。

今回も、本当に良い時間を過ごすことが出来ました。

この場をお借りして、「生長の家 神の国寮」のみなさんに、御礼申し上げます。

また、多くの方々が、「こころの青空基金」にご協力をしてくださいました。

僕達は、この先時間は掛かろうとも、地道に歩み続けて行きます。

皆様からのご支援を、必ず子ども達へ届けて参ります。

今後とも宜しくお願い致します。




どうもありがとうございました。





Photo By 海老原 一己