僕は11月16日に、福岡県柳川市にある「蒲池中学校」で、講演をさせていただきました。
「PTA成人教育講座」の講師として、
在校生、保護者、地域の方々へ向けてお話をさせていただきました。
講演の原稿は、毎回書き直しています。
内容は変わりませんが、僕なりに話し方が少しずつ違います。
今回の講演では、もう少し「ボクシングの話を聞きたかった」との声がありました。
今後の反省材料にさせていただきます。
みんなありがとう。頑張れよ!
僕は中学校で講演させて頂いたのはこれで3度目ですが、
どこの学校も中学生らしい純粋さが伝わってきて、
つい自分の中学生時代はどうだったか?と考えてしまいます。
僕の中学生時代の数少ない写真を見ると、目に表情のない自分がいます。
そのときの気持ちは、自分しか知らない・わからないと、
強く思って殻に閉じこもっていたけれど、
この歳になって、その時代の友人や親御さんに会って話をした時に、
ふと、自分の事をそんなにも知っていてくれたのか、とか、
気にかけてくれていたのか、ということに気付かされたりするのです。
あの頃は頼れるのは自分だけで、信用出来るのは弟だけだと思い込み、
頑なに心を閉ざしてきた自分がいた。
しかし、あの頃から俺は一人じゃなかったんだって、
ようやく、実感し感謝出来るようになったんだ。
だから、今、例えば子どもが心を閉ざしてしまったり、
いくら気にかけても応えてくれないと、大人は嘆くことはないと、強く思う。
熱を持って接すれば、
熱で以って返って来る。
そう、今すぐ気付けなくても、必ず気付く時がくる。
何十年後だとしても。
「あのときに、優しくしてくれた。
受け入れてくれた。嬉しかった。」
そういうことは、いつまでもこころの中に残っているから。
明日は、埼玉県行田市児童養護施設「ケヤキホーム」へ、
SRSボクシングセッション・第4弾を行ってきます。
今回もお菓子とプレゼントのミット&グローブを持って。
また、ご報告します。