坂本博之よりメッセージ
全国の児童養護施設で生活する子ども達を支援するために、
「こころの青空基金」活動をより多くの方々に知っていただきたいと私は考えています。
私が15年間のボクシング生活を通して得た経験を一言で表現するとすれば、
「熱を持って接すれば、熱を持って返ってくる」ということです。
これから私は、その「熱」を伝えていく活動を行いたいと思っています。
そのためには私自身が児童養護施設へ訪問し、
子ども達と直接ふれあい、共に過ごす時間が必要となってきます。
そうして打ち解けて初めて、子どもはこころを開いてくれるものだと思います。
そして、私が経験した事を子ども達に伝え、「熱」に変えていってほしいと思います。
私自身、今までの経験の中で、たくさんの試練を与えられてきたと感じています。
心の痛み・身体の痛み。様々な経験の中で、
どうしようもない「痛み」をどう乗り越えていけるのか。
それを乗り越えた先には、いったい何が待っているのか。
経験して初めて感じられたこともたくさんあります。
「痛み」を抱えた人間が、どれほど強いのかを子ども達にも知ってもらいたい。
そして、与えられた試練を克服できた先には、
不屈の魂が宿る事を意識して生きていってほしい。そう願ってます。
多くの子ども達が、笑顔で成長できるように。
小さな輪を、2人が4人、6人、8人と少しずつ広めて大きな輪となりますように。
皆様からのご支援とご協力をお願いいたします。