「小堀佑介チャリティーTシャツ販売の活動報告」



昨日2日、後楽園ホールで角海老宝石ジム主催興行「角海老ボクシング」が開催され、
会場入口でWBA世界ライト級チャンピオンとなった小堀佑介の
サインとイラストが入ったチャリティーTシャツを販売しました。





自分の果たせなかった大願を成就させた小堀は、
そのTシャツ販売による収益金を「こころの青空基金」に全額寄付したいと申し出てくれました。


世界を極めても小堀佑介は小堀佑介のまま。
その飾らぬ人柄に多くのボクシングファンの方々も共感を覚えていらっしゃる様子でした。





試合開始前から入口正面に設置されたブースに立って、
小堀やジムスタッフと一緒に募金を呼び掛けたところ、
今回も多くの方々にTシャツ販売と「こころの青空基金」の趣旨に賛同いただき、
募金箱にお気持ちを入れて下さいました。


寄せられた金額は316,648円にものぼりました。

皆様からお預かりしたご厚意は、児童養護施設の支援のため、有益に活用させていただきます。





リング上で挨拶する機会も設けていただきましたが、
この場を借りて、改めて御礼を申し上げます。


本当にありがとうございました。



児童養護施設「児童エスペランス四日市」vol.3



最後の仕上げに、スパーリングをします。
この日は、現役時代スパーリングパートナーであった前田宏行と、久々にグローブを交えた。





僕は引退して1年以上が経ち、たまにジムで選手と組み手をやる程度。
前田は、未だK-1選手として前回の試合では「K-1 Japan MAX」で
MVPを取るなど現役バリバリである。


当初のように、思い切りの打ち合いはさずがに出来なかったが、いい汗をかいた。
初めは1Rの予定だったが、子ども達からのアンコールが起こり、2Rへ突入。



坂本・前田コールが沸き起こった。





終わりにスタッフ一人ひとりからの挨拶。
ここでミットとグローブのプレゼントもしました。





なんとメンバー全員に、花束のプレゼントをいただきました。どうもありがとうございました。





食堂へ移動し、おやつタイム。


この時間がまた大切なんです。
ボクシングセッションで打ち解けたこころが、さらに開けてくる。

ここでぽろりと、胸の内を話してくれることもしばしばです。
僕にとっては、気を配る時間でもあります。





もちろん腕相撲は外せません。2人がかりでレディーゴー。





「えいやー」とボディー打ちを受け止めます。





SRSリングを腕にはめて。


「こころとこころの輪を、大きく広げていこうな」


今回初めて関東を飛び出し、
スタッフと共に三重県四日市市「エスペランス四日市」に訪問できたこと、とても嬉しく思います。

僕の活動を知ってくださり、ジムへ連絡をしてくれたことが、今回の出会いの始まりでした。
僕から働きかけて、園へ出向くことだけでは、なかなか限界があります。



「僕達の園へ来てほしい!!」



そんな声が、どんどん届いてほしいと願っています。
三重県には11ヶ所の児童養護施設があるそうです。
「エスペランス四日市」から、輪が広がっていくことが出来ますように……。

今日ジムに、早速子ども達からの手紙が届きました。
今まで訪問した園の子ども達から、いつもこのように手紙をいただきます。
これが本当に嬉しい!!宝物です。



また会おうな!!




おまけ。。。



セッションが終わった後、気が落ち着いたせいか僕は何故かオルガンの側に行き、
新世界交響曲9番を弾き?

こころを落ち着かせていた・・・

すると、横で常が大爆笑。

いいんです、安堵感に浸ってますから・・・・・・  



児童養護施設「児童エスペランス四日市」vol.2



リズムボクシングがスムーズになった後、お待ちかねのミット打ちが始まります。





まずは僕が手本としてミット打ちを披露。





「これくらいにおもいきりやってな!!」





さぁ~始めるぞ。おもいきり来いよ!!





男・前田は子どもに慣れている。さすがは2児の父。
こんなに優しい表情をリング上でも見せてくれた。





今年引退を表明した佐藤常二郎。今は第二の人生を歩むべく、色んな勉強をしているそうだ。
ボクシングを引退しても、自身も当事者(施設生活経験者)であるが故に、
SRSボクシングセッションには積極的に協力してくれている。





一久は3回目の参加。この日は自分から参加を申し出てくれたカズ。
子ども受けは相変わらず抜群だった。





この広々としたリングを見てください。
「後楽園ホールのリングより広いよな(笑)」と話すスタッフ達。
のびのびとミット打ちが出来ました。ちなみにゴングもありました。





後姿の小学生の少女。


カメラマンのえびちゃんが「あの子ずっと見てるだけだけど、
やりたそうなんですよね~」と声を掛けてきた。

ミット打ちをしている間は、1対1で向き合って目の前の子どもに集中しているため、
なかなか周りの子ども達まで目が届かないことがある。

そんな時には、レンズを通して、全体を見渡せるえびちゃんの役割は、とても大きい。

僕はその子に向かって「1回やってみな」と声を掛けました。
初めは、恥ずかしがっていたけれど、自分からグローブを付けた。

1回目。少し控えめ。2分を終えた後には、かわいい笑顔が見れた。
「どうだった?」と聞くと「凄く気持ちよかった!!」と元気に答えた。

だから俺は言ったんだ。


「おまえの気持ちを、俺に吐き出して、
それを受け止めたから気持ちよかったんだよ。」と。


それから全部で3回もやってくれた。
そういうこころの動き、嬉しいよな。
「やってみよう」って気持ちになってくれたことがね。

こうやって子ども達の気持ちを、一人ずつ吐き出させ、受け止めていった……。

明日へ続く。



児童養護施設「児童エスペランス四日市」vol.1



三重県にある「エスペランス四日市」児童養護施設へ、行ってきました。
初めての新幹線・早朝移動。





名古屋まで行きます。





名古屋から車移動で約1時間。エスペランス四日市に到着。
スタッフ:左から)佐藤常二郎・前田宏行・坂本博之・海老原一己・渡邉一久





到着すると、昼食をご馳走になりました。カレーライス美味かった。
青いシャツの子ども達が、この園の『ボクシング・チーム』に所属しているメンバーです。





食事をいただきながらのスタッフミーティング。背中にはすでに子どもがぺたりんこ。





こちらの園には、リングが設置されています。僕が訪問した園の中で、初めて見た光景。
3年前に新しく設立されたこの園の設備は、全てにおいて大変充実していました。

ボクシング・チームもあり、20名ほどの子ども達が汗を流しているそうです。
近くの児童養護施設からの参加者もいるのだそうで、地域交流の深さを感じました。





さて、そろそろ準備をしようか。





SRSボクシングセッション・スタート!!


ワン・ツー・スリー・フォーの基本から、リズムボクシングへ。
さすがにボクシング・チームの子ども達のフォームはとても綺麗です。

経験のない子ども達には、スタッフが丁寧に教えます。
今回は小学生の割合が多かったのですが、参加してくれた中学生も思い切り身体を動かしていました。


「嬉しかったこと・楽しかったこと・
悔しかったこと・悲しかったこと」
全ての思いを拳に乗せて、
スタッフのミットに向かって打ち込んでくれ。


後半へ続く。



「明日の打ち合わせ」



明日三重県の四日市市にある児童養護施設「エスペランス四日市」へ、
SRSボクシングセッションに行きます!

そして初めて、SRSボクシングセッションにテレビ取材が入ります。

NHK教育テレビ「福祉ネットワーク」(毎週月~木:午後8時~)という番組で、
取り上げてもらえることになりました。
放送日は5月半ば過ぎの予定です。

明日は、いつも通り「熱」を発してきたいと思います。





そして最終打ち合わせに、NHKスタッフの方々がジムに来ました。
段取りを熱弁中です。





明日参加してくれる渡邉一久と、スパーリングの最終チェック。


スタッフと共に関東を出て、SRSをやるのは今回が初めてだし、
ましてやカメラもはいるということで緊張していますが、


いつも通りに気合いを入れていこうぜ!!


(PHOTO BY 世界挑戦間近の小堀佑介)



「おやつ調達」


4月20日(日)に、三重県四日市市にある児童養護施設「エスペランス四日市」へSRSへ行って来ます。
こちらの施設からオファーを頂き、ようやく実現できるのでとても嬉しいです。

小さな施設のようですが、設備は新しく、なんとここにはボクシング・リングがあるとのこと。
ボクシングチームがあるそうなんです。
とても楽しみですね。





今日も合羽橋「川原商店」へ。


新しいお菓子を見つけて、わくわくしました。





ジムワークを終えて、深夜の作業となりましたが、60名分を丁寧に袋詰めしました。



子ども達、待っててくれな!!



NHK教育「福祉ネットワーク」打ち合わせ



昨日の話になりますが、NHK教育の「福祉ネットワーク」という番組出演のオファーをいただき、
ディレクターさんと打ち合わせをしました。





僕が出演させていただくのは、不定期シリーズの「この人と福祉を語ろう」


人生体験や現在取り組んでいる活動をもとに
「福祉」についてキャスターの方と対談するという企画です。

それを踏まえ、昨日はSRSでの活動を中心に、お話させてもらいました。

ディレクターさんは「いつもは撮る側で、撮られ慣れていないので恥ずかしい」と仰ってましたが、
いつも通りに打ち合わせ風景も撮影させてもらいました。





対談では実際に触れ合った児童養護施設の子供たちの話、
社会や福祉はかくあるべきという僕なりの思いを熱く語らせてもらおうと思っています。

収録は後日行ないますが、放送は5月下旬を予定していると伺っています。





ちなみに番組は毎週月曜日から木曜日の20時~20時29分に放送中です。




CAPNA(キャプナ)


僕は児童養護施設で生活している子ども達へのこころの支援として、
こころの青空基金を立ち上げ、SRSボクシングセッションをきっかけとして、
施設を訪問するボランティア活動をしています。

まだたくさんの施設を訪問できているわけではありませんが、
訪問した施設の子ども達や職員の方々からは、熱が伝わっていることを実感できる反応が返ってくる。

だから、牛歩の如く歩みは遅かれど、長く長く続けていきたい活動です。

そして、いつもこころの青空基金へ温かいご支援をくださる皆様からの思いを、
僕なりの思いと合わせて伝えていきたいと思っています。

子どもへの虐待の増加が深刻化し、ニュースの中でも子どもが犠牲となる事件も増えています。


まるで社会現象の一つかのように、
虐待は増えているのか?


それとも現象は今も昔も同じように起こっていて、
それが表立って知らされることが、
今までなかっただけなのだろうか?


どちらが先かはわからないが、とにかく子どもへの虐待は起きており、
それを周囲は見過ごしてはいけない。

また、虐待をしてしまっていると悩む親もいる。
誰にも相談できず、育児に行き詰まり、子どもに当たってしまう。結果虐待となる。

そんな悲しく切ない連鎖が生じている。





NPO法人 子どもの虐待防止ネットワーク・あいち  CAPNA(キャプナ)。
この団体は、虐待防止を弁護団を中心にして電話相談から危機介入まで、
社会への呼びかけを行っています。

皆さんも知っていてほしいと思い、お知らせしました。


CAPNAホットライン
052-232-0624(月曜日~土曜日)
午前10時~午後4時(祝日を除く)






オレンジリボン(子ども虐待防止)は目にしたことがあると思います。
この情報はSBI子ども希望財団様よりいただいきました。


3/30「宇美町商工会主催 講演会 & SRS」



今年に入ってから、講演と共にSRSボクシングセッションもセットで依頼されることが増えている。

それは僕の活動について知っていただいていることの証でもあると思うし、
ボクシングを通して身体を動かし、こころを開放することは、
やはり体験してみないとわからないことだと思う。

3月30日。

福岡は冷たい雨が降り、客足はまばらであった。
が、僕は会場にたった1人しかいなくても同じ気持ちで話をし、セッションを行う。
この気持ちは、ボクシング現役時代から持ち続けているものだ。





同じ気持ちで。





その後会場の希望者の方と、ミット打ちを。
この日もこのブログを見て、駆けつけてくれた方もいて嬉しかった。





数人のつもりだったのですが、皆さん希望していただいたので、その気持ちに応えました。


この日は今は福岡に住んでいる中学時代の同級生が、サプライズで会いに来てくれました。
これも嬉しい出来事でした。





終わりにサイン会と募金のご協力をいただきました。ありがとうございます。





未だ熱心なファンの方もいてくれて、とても大切ですね。





最後に今回主催していただいた宇美町商工会の皆様と。



代表の宇美町商工会会長「安河内武士」様・事務局長「井上重広」様。
大変お世話になりました。

より良い街づくりを、真剣に考えていらっしゃる皆様のお手伝いを、
今後も出来ればと思っております。





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